大潟村先人顕彰銅像をスタートした聖火リレー
聖火は博物館前に設置されている大潟村先人顕彰銅像をスタートし、14人のランナーが聖火を繋ぎ、村民ランナーとして本間里美さん、署名人ランナーとして大潟村応援大使の押尾川親方(元関脇 豪風)が最終ランナーを務め、ホテル・サンルーラルのゴールに到着し無事に聖火リレーを終えました。
ご参加頂きましたランナーの皆様、ボランティアはじめご協力頂きました皆様に心から感謝申し上げます。
1964年の東京オリンピックの年、10月1日に八郎潟の湖底に新設自治体として大潟村は誕生しました。そして、10月10日がオリンピックの開会式でありました。
また、大潟村の美しい農村集落と機能的な道路を設計したのは、都市計画家の高山英華先生です。高山先生は東京オリンピックの駒沢運動公園はじめ、主要な施設配置とそれらをつなぐ道路を設計し、オリンピックの成功と大潟村の発展に大きく貢献されました。
このように、大潟村は東京オリンピックと深い関わりがある中、今回、大潟村で聖火リレーが開催できたことは大きな意義があります。更に、コロナウイルスの影響で一年延期となった聖火リレーであり、一層感慨深い聖火リレーとなりました。
大潟村は、日本の戦後復興の証としての東京オリンピックと共に村の歩みを進めてきました。村づくりにおいて様々な困難がありましたが、今回のコロナウイルスが一番大きな困難になると思います。ワクチン接種が進んでコロナの感染者が減ったとしても、元の社会には戻れないと言われております。
今回の聖火リレーは、コロナ後の新たな村づくりの出発点になるものと思っております。