コンテンツ番号:830 更新日:2021年06月14日

タマネギの収穫近づくの画像

 タマネギが肥大し、早稲種は収穫の目安となる倒伏(茎が折れる)が始まりました。本年も順調な生育となっており、玉の肥大も良好です。
 早稲種の収穫作業は6月20日頃から始まる予定で、根切り、葉切り、堀取り、ピッキングと一連の作業が続きます。
 大潟村では、令和元年より本格的にタマネギ栽培が始まりました。初年目は様々なトラブルもありましたが、昨年は県立大学はじめ関係者の協力とJAや農家の努力で目標としていた販売量を上回ることができました。その販売量は1087tで昨年の2.5倍となり、反収も5tを超える農家もあり、大幅な改善となりました。
 本年産の作付面積は、水田転作33ha、畑作18ha、合計51haとなっております。
 昨年の8月に種蒔きをしてハウスで育苗し、10月に定植して冬を越しやっと収穫時期を迎えたことになります。冬期間もあるので栽培期間の長い栽培体系となりますが、九州や淡路島方面の出荷から北海道の出荷が始まるまでの端境期にあたる時期で、市場からも期待されている作型であります。
 大潟村のタマネギは「潟タマネギ」のブランド名で販売されています。主には業務用に出荷されますが、スーパーでも販売されていますし、村の道の駅産直センターではネット入りの販売も行われております。
 甘くて美味しい「潟タマネギ」を食べてみて下さい。

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