コンテンツ番号:832 更新日:2021年06月16日

ICT活用モデル校の画像

 大潟中学校は、秋田県教育員会が進める「ICTを活用した授業改善支援事業」モデル校に指定され、合わせて大潟小学校は協力校に指定されました。
 昨年3月、国のGIGAクール構想による支援を活用し、小中学校の児童・生徒に一人一台のタブレット端末を整備していました。本年度より本格的な活用を進める中での県からのモデル校指定により、更にICT環境の充実を図る事としております。また、村では独自にICT教育指導主事とICT支援員を配置し、教職員の授業運営を支援しています。
 本日、村議会議員と共に小中学校に視察に行ってきました。
 小学生がタブレットで授業を受けている様子は、実際に見ると驚きでした。低学年は、まだ使い始めて慣れないところもあり立ち上げで戸惑う児童もいましたが、おおむね対応できていました。5年生では、各自の書いた三角型を写真で撮り、先生に送って共有することまで行われていました。また、6年生はインターネットから大潟村の歴史を調べ、先生に質問したりしながらノートに整理し理解を深めていて、大潟村を良く理解していることに頼もしく思いました。
 中学生1年生は家庭科の時間で、浴衣の着方やたたみ方をタブレットから動画で確認し、実際に着てたたむまでを行っていました。2年生は体育の授業で、バレーボールの動作をタブレットで確認し、実際にボールで相手とパスを確認していました。3年は朝鮮戦争と日本経済の関係をインターネットで調べて発表していました。このように、先生の話だけでは無く、動きを動画で見たり教科書以外に資料を調べたりと、より深い理解が得られているICT活用の授業を見てきました。
 今後更に、ICT環境の充実と授業での活用方法が整理され、児童・生徒も慣れてくると、道具としてのタブレットが当たり前に使えるようになります。
 将来、自在にICTを活用して社会活動をする。そんな、子どもたちの未来の姿も垣間見えた視察でした。

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