コンテンツ番号:861 更新日:2021年09月17日

稲刈り盛期の画像

 9月17日秋の爽やかな好天が続くなか、稲刈りは盛期となっています。
 今年の稲刈りは例年よりも早く始まっていて、早稲種のモチ米は最盛期で、あきたこまちは砂地圃場など生育の早い圃場の刈り取りが始まりました。
 9月10日の秋田県JA組合長会議において、本年産の概算金は昨年より2,000円安の10,600円と決定し、農家には大きな衝撃でありました。
 コロナ禍で外食需要が落ち込み、個人消費も減って在庫が膨らみ、市場価格が下がっていることが大きな要因ですが、農家には大変厳しい金額です。
 それでも、大潟村においては主食用米の生産調整に協力し、加工用米や米粉用米、輸出用米、政府備蓄米など、多様な米の生産を行いながら補助金も活用し経営の安定を図っている農家が多く、影響は緩和されますが、それでも減収は免れません。
 自民党の総裁選が始まり、米価の下落により今後の農政にも関心が集まります。
 台風の接近に伴い天気が崩れる予報ですが、進路が変わり強風の影響は無いようです。今年の稲刈りも順調に進むことを願っております。

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